私は多くのトラックメイカーが「レコードからサンプリングしない音楽はヒップホップではない」と言っているのを見てきました。

これは大きな勘違いなので一切無視してください。

ヒップホップという音楽はそもそも何でもありの音楽なのです。

この手順を踏まないとあなたの音楽はヒップホップとは認められないなんてそもそもあり得ない話です。

簡単に言うと彼らは、「打ち込みで作るヒップホップは音質がキレイ過ぎてヒップホップっぽくない」と言いたいだけのです。

この言い分は分からなくはないのですが、何がヒップホップで何がヒップホップじゃないかを言い切ってしまうのは筋違いなのです。

技術の進歩により、今では誰でも簡単に音楽を作れる環境を構築できるようになりました。

その為、多くの初心者が参入し、市場全体を見てみると初心者が大半を占める状態になっているのです。

昔からMPCとレコードだけでヒップホップを作りあげてきたトラックメイカーは目立ちにくくなり、多くの人は新しい時代についてこれていません。

これが「ヒップホップは死んだ」と言われる所以でもあります。

しかし、ヒップホップは何百年経っても死ぬことはありません。

時代の移り変わりに合わせてヒップホップの形は変わりますが、消えることはありません。

これはどの業界でも言えることですが、成功する人は適切なマインドセットを持っており、勝つべくして勝っています。

音楽業界で言うと、今までは「いかに良い音楽を作ってメジャー・レーベルに認められるか」だけを考えるだけで良かったのですが、今では「いかに初心者の海の中から飛び出て目立っていくか」というマーケティング的思考でやっていく必要があります。

あなたの個性がお金を生む時代でも言ったように、個性はどんどん表に出していく必要があります。

もちろん人々の心を掴む音楽を作るという事は必須ですので、それ相応の品質があるモノを作れないとお話になりませんが、今はマーケティングが良い音楽を作るのと同じくらい大切な時代になってしまったという事です。

まとめ

レコードからサンプリングする必要は一切ありません。

ヒップホップは自由です。

どこからサンプリングしてきても良いし、何を使って打ち込んでも良いです。

とにかく、個性的な音楽を作ってファンベースを作り上げるという事にフォーカスしていきましょう。