ターゲットマーケットは複数のオーディエンスに設定するより一人に絞った方がうまくいきます。誰も彼も相手にしているとコンセプトが総合的すぎて、「あなたは結局何がしたいの?」と思われてしまう可能性が高くなります。

少なくともビジネスが小さいうちは一人をターゲットにした方がマーケティング的には強いです。あなたのブランドが十分に支持されるようになったとしたら、そのあとにより大きなオーディエンスをターゲットしていっても全く遅くはないのです。

例えばAmazonは書籍販売中心のビジネスから始め、自社のサービスがユーザーから支持されるようになってから他の物も売るようになり、今では世界最大級のインターネットショッピングサイトに成長しました。

Amazonも最初から百貨店のように何でも売っていたら、ここまで認知されなかった可能性があります。

最初書籍販売の実績を積んで、ブランド化をしていったから信用が高まり、他の物を売り出してもそのまま支持されたということです。

それと同じで、あなたも最初はターゲットを狭めましょう。

横には狭く、縦に深くです。

ターゲットを一人に絞ることによって、お客さんが減ってしまうか心配してしまうかも知れませんが、心配無用です。

確かにお客さんの絶対的な分母は減りますが、ターゲットを一人に絞るとターゲットのニーズが分かりやすくなり、自分のパフォーマンスも客観的に測りやすくなります。

つまり、より効果的な運営方法が見えやすくなるということです。

さらに、コアなお客さんが増えるという大きなメリットがあります。

ターゲットを絞ることによって、一見さんに対しても「あっ、分かる!これはまさに私のことだ。」と思わせることができます。

不思議なことに、一人に対して書いたコアなメッセージは多くの人の心をつかむものなのです。