多くの人は買う側から売る側に回ると、「人はなぜあなたを選ぶ必要があるのか」という思考が抜け落ちてしまいます。

競争に巻き込まれてしまった瞬間に、下記のことをやろうとします。

・値下げしようとする

・商品のスペックを上げようとする

でも、この二つはやってはいけないんですね。では、なぜやってはいけないかを解説していきます。

値下げは破滅への序章

残念ながら値段を下げてしまうと、あなた自身を安売りすることになり、薄利多売のビジネスをせざるをえなくなります。

利益が出にくくなることはもちろんのこと、値段の安さにしか興味がないお客様しか集めることしかできなくなります。こういうお客様は値段を元に戻した瞬間にどこかにいなくなってしまうので、そもそもリピーターになりにくいのです。

だから値下げ競争をすると、繋がりの弱いお客様と今後ずっと関わっていくことになってしまいます

それだと、いつか必ずうまくいかなくなります。お客様のハートを掴んだわけではなく、値段の安さという事実だけで関係が繋がっているからです。

だから、値段を下げるという行為は安易にやってはいけないのです。

スペックだけにこだわっても売れない

多くの人はスペックを上げれば売れるようになると思って、「商品のスペックを上げよう、上げよう」と商品のスペックだけを上げることに集中して、マーケティング自体をおろそかにするケースが多いです。

ここで理解しないといけないのは売れる商品イコールスペックの高い商品ではないということです。

売れる商品はスペックが高い商品ではなく、お客様のニーズを満たす商品なのです。

スペックが高いからといって、ニーズを満たせるとは限りません。

多くの専門家は技術的なところだけを見てしまう癖があるので、そこのところをよく勘違いしています。

スペックがどんなに良くてもごちゃごちゃしていて説明書を読まないと分からないような商品なら、ユーザーのことを考えていないわけですし、全然欲しいとは思われないわけです。

スペックが高くなくても、シンプルでユーザーのニーズを満たすことができれば売れるのです。

覚えておかないといけないのは、人間はそれぞれ異なる考え方を持つので、万人のニーズを満たす商品を作ることはそもそも不可能だということです。

ニーズを満たす商品を作るには異なる考え方を持つ人は切り捨てて、あなたの商品が欲しいと思っている人だけを相手にする必要があります。

つまり、商品を提供するターゲットは絞る必要があるのです。

ターゲットはたった一人の人間にまで絞ること

なぜターゲットは一人に絞るべきなのかでもお話していますが、ターゲットを一人の人間にまで絞りこみましょう。

架空の人物でも良いので、あなたの想いをたった一人の人間に届けるようにしましょう。もちろん本物の人物でも良いです。このたった一人のターゲットのことを「ペルソナ」と言います。

親しみやすくなるように、ペルソナには名前をつけてあげると良いでしょう。

たまにターゲットを絞り込んだらお客様が減ってしまうのではないかと心配する人がいますが、ターゲットを絞り込むとむしろお客様が増えます。

たった一人に向けて配信するようになると、あなたのメッセージ性がクリアになり、より多くの共感を呼ぶようになります。するとターゲットの外の人にまでメッセージが届くようになるのです。

まとめ

値下げをしたり、スペックにばかりこだわるのはやめましょう。

ターゲットを絞り込み、たった一人の人間を200%満足させるように努力してください。

これがあなたが選ばれるようになるための考え方です。