テンポとは曲の速度であり、曲自体の雰囲気を決めてしまう重要な要素です。

テンポはBPMで表す

曲のテンポはBPM (Beats Per Minute)で表します。

85BPMだったら、85Beats Per Minute、つまり1分間に4分音符を85回刻むということです。メトロノームと呼ばれる1分間における拍の数によってテンポを刻む機械で85BPMを表すと、このような速度になります。

1分間に85回テンポを刻みます。

拍子について

拍子は1小節に4分音符が何回は入るかを表します。もちろん拍子はジャンルなどによって変わってきますが、ヒップホップやR&Bなどの音楽では4/4(4分の4拍子)がとても多いことは確かです。

4分の4拍子は1小節に4分音符が4つ入るということです。

テンポの変更でMIDIとオーディオが受ける影響について

MIDIデータの場合はあくまでも信号なので、テンポを変更しても再生速度が変更されるだけで、音質の劣化などはありません。

しかし、オーディオのテンポを変更する場合、事情が変わります。

このようなドラム(85BPM)があったとします。

このドラムのテンポを普通に下げると、物理の法則でピッチ(音程)も一緒に下がります。

逆にテンポを上げるとピッチも一緒に上がります。

それをDAW上でテンポを変更した場合、(上記のような物理の法則を無視して)タイムストレッチをすることができます。

このとき、タイムストレッチは音素材を変化させるので、音質が劣化することがあります。

ですから、MIDIとオーディオではテンポの変更の性質は違うことを覚えておいてください。

まとめ

曲のテンポを変えると、曲の雰囲気が変わります。ですから、ラップ用のトラックを作っている場合は注意が必要です。

たとえばラッパーがリリック(歌詞)を書いたあとに曲のBPMが変更されてしまうと、リリックがうまく曲にはまらなくなってしまうこともありますので、なるべく途中でBPMは変えないように注意しましょう。