リバーブは残響のエフェクトのことを指します。

お風呂で発声すると声が響くのは残響があるからです。

また、体育館で発声すると、さらに声が響くのは箱が大きいから残響がより多くなるからです。

DAWにはこのような残響の効果を出すリバーブというエフェクトがあり、それを使って空間をよりリアルに表現することができるようになります。

リバーブの種類

リバーブにはいくつかの種類があります。以下が代表的なリバーブの種類になります。

Hall Reverb(ホール・リバーブ)
Chamber Reverb(チェインバー・リバーブ)
Plate Reverb(プレート・リバーブ)
Room Reverb(ルーム・リバーブ)

リバーブ用語

リバーブを使うときには専門用語をよく使うことになるので、下記の用語だけでも覚えましょう。

Room Size(ルーム・サイズ)

部屋の広さを決める設定です。長いほど広い空間で鳴っているように響きます。ここを長くしすぎると、音の輪郭が良くぼやけて良く分からない音になるので注意してください。

Decay Time(ディケイ・タイム)

リバーブ・タイムとも呼ばれており、残響時間(残響が消えるまでの時間)を決める設定です。

Pre Delay(プリ・ディレイ)

直接届く音と壁などに反射して届く音の時間差のこと。多くの場合、ms(ミリ秒)で表します。この差が大きければより広い空間で鳴っているように聞こえます。

Early Reflection(アーリーリフレクション)

最初に耳に到達する反射音のことを指します。初期反射とも呼びます。ちなみに、アーリーリフレクションが届く時間で音源からの距離も分かります。例えば、ギターの近くにいれば直接耳に届く音の方が壁に反射して届く音よりも早く届く。つまり、プリ・ディレイの値は大きい。

逆に、ギターから10メートル離れたところにいれば、直接届く音と反射して届く音の差はあまりない。したがって、プリ・ディレイの値は小さい。

Late Reverberations(レイト・リバーブレーション)

壁に何回も跳ね返り、だんだん減衰していく残響のことを指します。後部残響とも呼びます。

アーリーリフレクションとレイト・リバーブレーションの関係をグラフにするとこのようになります。

Dry/Wet(ドライ/ウェット)

原音とリバーブがかかったエフェクト音をどれぐらい混ぜるかを決める設定です。

関連記事:エフェクトのドライとウェットの設定

まとめ

リバーブはモノによって、設定項目のコントロール可否や表現方法が違います。

ですから、上記の専門用語はあくまでも基本的な概念を説明しているものとお考えください。

そして、リバーブは劇的に音の雰囲気を変えてしまうので、使うときは慎重に行いましょう。