マスタートラックとはミキサーの一番右側に存在する親トラックのことを指します。

マスタートラックは何をするところ?

プロジェクト全体の制御

各トラックの音はミキサーの回路を通り、音の出口に当たるマスタートラックに集まってきます。そして、マスタートラックを通った音は最後にオーディオインターフェイスから聞こえてきます。

全てのトラックがマスタートラックに流れ着くことから、マスタートラックはプロジェクト全体のサウンドを制御するために使います。

例えばマスタートラックの音量を変更したらプロジェクト全体の音量が変更されます。マスタートラックにエフェクトをかけたら、プロジェクト全体にエフェクトがかかります。

ですから通常の場合、マスタートラックには強い効果のあるエフェクトはかけません。どちらかというと、クリッピングを起こさないように軽くリミッターをかけたりするような使い方をします。

クリッピングを確認する術

マスタートラックはもうひとつ重要な役割を果たします。

それは音楽にクリッピングが起きていないかを確認するために使います。トラックメイキングではマスタートラックの音量レベルを常に確認することを習慣にし、クリッピングを避けながら音楽制作を進めていくことが求められます。