私はラッパーやシンガーに助言するときには基本的に家で録音するように伝えています。

なぜなら、家で録音することによって、使い慣れたDAWを駆使して録音に集中することができますし、好きなテイクが録音できるまで粘ることもできますし、時間制でお金がかからないからです。

マイクでボーカルを録音するときに必要な機材は以下の通りです。

  • マイク(ダイナミックマイク、またはコンデンサーマイク)
  • XLR端子があるオーディオインターフェイス
  • XLRタイプコネクター(ケーブル)
  • ポップフィルター
  • マイクスタンド
  • マイクホルダー

マイク設置の手順

1. まずはマイクスタンドを立てます。

2. マイクホルダーをマイクスタンドに取り付けます。

3. マイクをマイクホルダーに取り付けます。

4. XLRタイプのケーブルの片側をマイク側に差し込み、もう片方をオーディオインターフェイスのXLR端子に差し込みます。

5. ポップフィルターをマイクスタンドに取り付けます。このとき、ポップフィルターはマイクスタンド、マイクホルダー、ケーブルに当たらないように気をつけてください。ポップフィルターがちょうどマイクの真ん前に来るように設置してください。

6. 録音する人(ラッパー、またはシンガー)に定位置に立ってもらいマイクの位置を調整してください。マイクは口の位置よりほんの少しだけ上に設置すると良いでしょう。

7. 音が録音できるかテストをしていきます。ダイナミックマイクではいりませんが、コンデンサーマイクならば電源(これをファンタム電源と言います)を供給してあげる必要があるので、この時点でファンタムをオンにしてください。

8. DAWを立ち上げてください。

9. 試し録りをするために録音開始してください。ラッパーやシンガーにフレーズを歌ってもらってください。クリップする状態が100パーセントだとしたら、このとき声を相当張り上げた状態でも波形が最大値の90パーセント以内におさまるようにマイクのゲイン(音量)を調整してください。難しい場合は80パーセント以内におさまるようにしても良いです。

ようはクリップしない程度になるべく大きなレベルで録音ができれば良いです。

10. 試し録りが完了したら、本番での録音を開始してください。

まとめ

以上が私の録音方法になります。

この方法を行えば、家で録音することができるので、スタジオ料金などを心配する必要がありません。唯一心配する必要があるのは、声を張り上げたときに近所迷惑にならないかというところだけです。

もし心配ならば録音する部屋に大量に毛布を置いたり、壁に毛布を敷き詰めたりすれば、反響や声の漏れをある程度防ぐことができるでしょう。