ディレイを音全体にかけるのではなく、ボーカルであったら語尾にだけ、リード・サウンドだったら音の後ろの部分にだけディレイをかけたいときってありませんか?

今回はそのやり方について解説していきます。

語尾や音の後ろの部分にだけディレイをかける手順

やり方はずばり、Automation(オートメーション)という機能を使ってエフェクトのかけ具合を変えるという方法です。今回はAbleton Liveを使って解説していきます。

1. FeedbackのAutomationを書き込んだ状態を表示させています。いまカーソルが合っている部分ではFeedbackは47%、ディレイ音のVolumeは-15dBという設定になっているので、大してディレイ音は聞こえていません。

2. いまカーソルが合っている部分のちょっと手前からFeedbackが100%になるように設定しました(オレンジの線が一気に上に上がっている)。ですからオレンジの線が上にいる間はディレイがすごく効くようになります。

3. 同時にディレイ音のVolumeのAutomationを以下のように設定しました。つまり、ディレイが効くようになるタイミングと同じタイミングでディレイ音のVolumeも一気に上がるように設定しました。そしてVolumeは徐々に減衰していくように設定しました。

するとこういう音になります。18秒から25秒の間にリードサウンドのディレイが良く聞こえます。ヒップホップでよく使われる手法ですね。DAWの場合はAutomationを書き込んでいくだけで簡単にディレイのかけ具合を調整できるのです。

以上、ディレイを語尾や音の後ろの部分にだけ強調する方法でした。

トラックをフルで聞きたい場合は以下で聞けます。

https://w.soundcloud.com/player/?url=https%3A//api.soundcloud.com/tracks/250943483&color=ff5500&auto_play=false&hide_related=false&show_comments=true&show_user=true&show_reposts=false