昔ながらのヒップホップ・トラックメイカーの多くはレコード屋さんに行き、レコードを選び、レコードを買い、レコードを持ち帰り、レコードをターンテーブルにセットし、レコードとサンプラーを繋げ、レコードからサンプリングして、サンプラーを使ってパズルを完成させるような方法でビートを作っていました。

今は違います。

家のリビングルームにいながらして、インターネットという世界の宝庫から好きなだけサンプリングすることができるようになりました。レコード代もかからないですし、サンプリングできるソースは無限です。

今回は私が推奨する、新時代のサンプリング方法について解説していきます。

サンプリングの手順

必要なもの
・Mac
・インターネットに接続された環境
・Loopback(オーディオ・ルーティング・ソフトウェア)
・DAW(今回は例としてAbleton Liveを使用します)

1. まずはLoopbackを立ち上げ、Chromeから音を採取できるように、「Chrome」のVirtual Deviceを作ります。

2. DAWを立ち上げ、Preferenceを開き、Audio Input Deviceに「Chrome」を選びます。

3. ステレオで録音する場合は「1/2」に設定してください。モノラルの場合は「1」のままで良いです。

4. DAW側で録音を開始します。

5. Chrome側で鳴らしたい動画を再生します。

6. DAWに戻って、ちゃんと録音できていることを確認してください。

7. サンプリングするボリュームが低い、または高い場合は、動画側のボリュームコントロールを使ってボリュームを調整します。

8. サンプリングされる波形が適切の大きさであることを確認します。サンプリングが終了したら録音を終了してOKです。

9. Chromeから鳴る音なら何でもサンプリングすることができます。もちろんSoundCloudなどの音楽配信サイトからもサンプリングすることができます。

Apple Musicからサンプリングしたい場合は、Loopbackを立ち上げ、「iTunes」のVirtual Deviceを作り、手順2のAudio Input Deviceで「iTunes」を選択すれば同じ要領でDAWに録音することができます。

まとめ

どうでしたか?あまりにも簡単でビックリしましたか?

こんな便利な時代で「トラックメイキング」できるなんて、私たちは本当に恵まれています。これからも素晴らしい音楽がこの世に誕生し続けますように。