私は音楽プロデューサーとしてもリスナーとしても、音楽との付き合い方が大きく変わってきていることを実感しています。

例えば、私は音楽SNSを活用しているため、日々新しい音楽がストリームに流れてきて、他のところで音楽を探さなくても十分お腹いっぱいになってしまうのです。

これらのサービスを使っているともはやアルバムはほとんど聞かなくなっています。音楽SNSを使うことで一曲単位で音楽と付き合うことになってしまっているのです。

アーティストとしての露出度の表面積を上げる必要がある

音楽の制作側は、従来通り「アルバム」という名の箱の中に複数の作品をまとめて配信したいという気持ちがまだあるようですが、この考え方はいまの時代に合わなくなったと思っています。

もちろん、ミックステープやコンピレーションならば良いのです。なぜなら複数の作品をまとめて配信するのがそもそもの目的だからです。

でも、あなたのようないちアーティストがアルバムをリリースするとなると事情が変わってきます。複数の曲を一つにまとめてしまうことになり、あなたの露出度の表面積が小さくなってしまいます。

アルバムとしてリリースしてしまうと、7曲目を聞かせたくても12曲目を聞かせたくても、狙ったリスナーにその曲だけをダイレクトに届けるのは難しいです。

しかし、バラして、一つ一つの曲を分けて配信すれば、楽曲単位でリスナーに音楽を届けることができるようになります。同じ曲数でも表面積が上がり、あなたの露出度が高くなるというわけです。このようなことから、音楽SNSの時代で音楽を配信する時代ではアルバムは時代遅れの形式なのです。

まとめ

iTunesストアが初めて登場したときから一曲単位の時代になってしまったことを多くの人はまだ気づいていないというか、認めたくないのです。だからこそあなたは時代に合わせて配信方法を変えていく必要があるのです。