ミキシングとマスタリングはどう違うの?とよく聞かれます。

二つの作業は似ているようで異なります。

複数のトラックのバランスを調整し、一つのファイルとして落とす作業をミキシングと言います。

ミキシングの段階では各トラックがまだ独立しているので、個別のトラックに調整していくことができます。

それに対して、既に一つのファイルとして落とされた曲をあとから調整していく作業をマスタリングと言います。

ひとつのファイルを編集していくことから、曲の全体像を変えていくことは出来ますが、個別のパートの調整は難しいです。

そのため、できの悪いミックスをマスタリング作業で良くすることはできません。

ミキシングをやり直せるのならば、ミキシングからやり直すことをおすすめします。

まとめ

ミキシングとマスタリングの違いは各トラックを独立して調整できるのかできないのかの違いです。

もしあなたは「インストのトラックが完成品」というトラックメイカーならば、ミキシングの作業が実質マスタリングの作業でもあるということも考えられます。ミックスダウンとマスタリングの間に当たる「ステム・ミキシング」という作業も存在します。

ステム・ミキシングとはインストのトラックだけが一つのファイルに落とされていたり、ボーカルトラックだけが一つのファイルに落とされていたり、トラックの一部分がミキシング済みの状態で再度ミキシングすることを指します。

ミキシング済みのパートは微調整は効かないので通常のミキシングほどの自由度は無いものの、他の部分は自由にコントロールできるので、マスタリングよりは自由度が高いのが特徴です。