今日はビート販売サイトを運営するにあたって、
ビートのカタログを管理及び整理することが大切だということを話していきます。
そもそもビートのカタログとは何か?
それは、ビートに使った全てのファイルをフォルダに時系列順にまとめる作業をさします。
例えばですが、
私の場合は、時系列順に、プロジェクト毎にフォルダを作って、各プロジェクトに必要なファイルを全て格納しています。
そして、DAWでいつ開いても構成変更できるようにしています。
例えば、あなたがビートをMPCやiOSアプリ等で作っていたとしたら、
プロジェクトに必要なファイルをMPCやiOSアプリ等に入れっぱなしにしている場合が考えられますが、
サンプルが色々なところに点在している場合は、
後から編集するのが大変ですね。
だからこそ、パソコン等、一箇所定めて、そこで必ずDAWで再現できる状態を作っておくのが大切です。
そうしないと、後からお客さんから様々なリクエストもらった時に対応できなくなります。
例えば、「構成を変えてくれるならあなたのビートを買います」
と言われたとしても、ビートがMPCにしか入っていなくて、
「もうそのMPC売っちゃいましたから編集できません」ってなったら、
ビートの販売チャンスを逃してしまうわけです。
だから、面倒でもエクスポートして、DAWで編集できるようにしておくことが大切ですね。
また、この時にサードパーティのプラグインを複数使っている場合は注意が必要です。
「去年までWaves使っていたけれど、Izotopeに変えちゃったんだよね。だから同じ音はもう作れないや」
となってしまったら、それはそれでビートの販売チャンスを逃してしまうきっかけになり得るわけです。
ですから、なるべくDAW上でかけるエフェクトは色々なサードパーティプラグインに依存しないような工夫をしていくことが大切になります。
もし、編集が困難になったら、そのビートはショップから下げるというのもありですね。
もちろんやり方は全てあなた次第ですが、いずれにしても、カタログを管理、整理することはビート販売サイトを制作していくにあたっては大切なことです。