トラックメイキングとはあなた自身を音楽という媒体を通してアウトプットすることですが、アウトプットの質はあなたの今まで行ってきたインプットの質が決めてしまいます。

たとえサンプリングでトラックメイキングをする人でも、今まで生きてきた中で知りえた事を基準に曲を作っています。

ですから、同じサンプルでトラックメイキングをしたとしても、人それぞれアウトプットされる音楽が全く違うのです。

そのため、普段からどのような音楽を聞いているかというのはトラックメイカーにとっては重要な問題です。

逆に言えば、これほど重要なことは無いのではないでしょうか。

インプットする質がアウトプットする質にそのまま反映してしまうのです。

今まで出会ってきた音楽が脳内で解釈され、自分なりにアレンジされていきます。

アウトプットする時は、その時点での脳内の状態によって決まります。

その為、同じアーティストでも時間が経つにつれどんどんスタイルが変わっていくのが分かると思います。

音楽を聞くという作業はトラックメイキングするのと等しい

私は中学生の頃はPOPを主に聞いていました。その為、DTMを始めた中学生の頃の曲はほぼ全てがPOP調でした。

高校生になってからは、父が持っていた洋楽レコードやCDのコレクション、さらには友人からヒップホップのテープを借りるようになり、アウトプットされる音楽がヒップホップ調に変わっていった事を実感しました。

これは聞く音楽が変わった事によって、脳の情報処理の方法が変わった事を示しています。

高校を卒業してからはMP3時代に突入し、さらに曲を掘っていきました。

Jazzを聞いて、Soulを聞いて、Funkを聞いて、Reggaeを聞いて、Classicを聞いて、Hip-Hopを聞いて、Downtempoを聞いて、Electronicを聞いていった事で、脳内にさらにアレンジが掛かり、アウトプットの質がまた変わりました。

だからあなたも食わず嫌いにならず、様々な音楽ジャンルを聞いてみて下さい。

っていうか、ジャンルなんかで区切らないで色々な音楽を聞いてみて下さい。

ジャンルなんてあくまでも誰かが決めた目安であって、確実なものではないですから、手に取れる音楽を色々消化して、あなたの感性を磨いてみて下さい。

気づいた頃にはあなたの音楽ボキャブラリーが進化しているはずですから。