スキルが高いアーティストでも自分ひとりになると音楽制作ができない(厳密に言うとしない)人があまりにも多いです。これは本当にもったいないことだと私は感じています。

チャンスは自分で作り出すもの

自分で音楽制作ができないとどうしても成長するスピードが遅くなってしまい、思ったように結果を出せない状態が続いてしまいます。もしオリジナル曲が作れないままだと、下記のような結果を招いてしまいます。・ウェブサイトを立ち上げても自分のオリジナル曲がないから公開することもできない。

・オーディションに行ってもカバー曲しか歌えず、全く独自性をアピールできない。

・街で偶然に敏腕プロデューサーに出会ったとしてもデモとして手渡せるのはカバー曲だけ。

これだとどんなにチャンスが訪れても全て自分で自分のチャンスを食い潰してしまうことになります。負けるべくして負けてしまうわけです。

これを避けるためには普段からプロデューサーがいなくても曲作りについて熱心に勉強するべきなのです。やり方が分からないのならこのサイトを熟読してでも始めてください。

トラックが作れないのならできないなりにトラック制作をやってみる、録音ができないのならできないなりに録音してみる、ミックスができないのならできないなりにミックスしてみる、そして完璧でなくてもまずは形として残すことが大切です。

別に完璧な曲でなくても、あなたがどうしても行きたい方向性が他人に伝わりさえすればそれで良いのです。それだけであなたをプロデュースしたいという人が現れるかも知れませんし、あなたの曲をアレンジしてあげたいというトラックメイカーに出会うかも知れません。

いまの時代はコード進行とBPMさえ決めれば、伴奏やドラムやベースのパターンを自動的に弾いてくれる便利なアプリ(例えばiOSのYamaha Mobile Music Sequencerなど)があるので、曲作りができないといった言い訳なんてできませんよ。やればなんでもできますから。

オリジナル曲はあなたの名刺である

聞き手はあなたが選択したコード進行やBPMやフレーズの種類から、あなたのことについて色々なことが分かります。例えば、あなたは明るい曲が好きなのか、暗い曲が好きなのか、ゆったりなリズムが好きなのか、早いリズムが好きなのか、などが分かります。

プロデューサーが「この子にはこれが合いそうだな」と勝手に想像しながらデモを聞くのも別に良いですが、「私はこういう人間です」と最初から名刺を差し出された方がこちらとしても想像力が100倍になるわけです。

いずれにせよ、カバー曲からはこういう情報は絶対に汲み取れないわけです。カバー曲をもらっても、あなたの味は出ていないので、プロデューサーも想像力が働かず、簡単に選考で漏れることになるわけです。

だから、プロデューサーからしてみるとカバー曲をどんなに上手く歌えるシンガーよりも、あなたの個性がモロに出ているオリジナル曲を聞きたいと思っているのです。

だから完成度の心配をする前にまずはオリジナル曲を作り出すようにしてください。

まとめ

まとめると、あなたの中から湧いて出てきた創作物をプロデューサーやトラックメイカーに提出ができればそれだけでも99%のアーティストの中から飛び出すことができるということです。

プロデューサーがいないときもまずは形として残すようにしましょう。