曲の善し悪しを判断するとき、トラック重視なのか、歌詞や技術重視なのか、アーティストの見た目重視なのかは人それぞれ考え方が異なります。

私はトラックメイカーなのでトラックメイカー目線での意見になってしまいますが、トラックが良いとラップが歌がさらにキャッチーに聞こえるようになると感じます。逆から言ってしまうと、トラックがひどいとラップや歌がどんなに良かったとしてもバランスが悪い作品になってしまうと感じます。

ですから、トラックのキャッチーさはラッパーやシンガーが発している雰囲気をも変えてしまう力があるので無視することができないのです。

では、同じラップを使っていたとしてもトラックをすり替えると曲の雰囲気がガラリと変わってしまう例をこれから挙げていきます。(今から紹介する例はトラックが良いとか悪いとかを論議するためのものではなく、トラックを変更すると曲の雰囲気が変わってしまうというのをお見せするための例なのでご了承ください。)

Big LのMVPという曲のオリジナルとリミックスバージョン、聞き比べ

Big Lというラッパーの曲でMVPという曲があります。

この曲の原曲とリミックスを聞き比べてください。

MVP (オリジナルバージョン) – Big L

MVP (Summer Smooth Remix) – Big L

あなたはどちらが好きでしたか。同じラップですが、全く雰囲気が違いますよね。

私は原曲よりリミックスの方が好きです。リミックスバージョンはトラックに「夏」の雰囲気が確かにあるので、私は気に入っています。

Big PunのHow We Rollという曲のバージョン違い、聞き比べ

Big Punの曲でHow We Rollという曲がありますが、バージョン違いがあります。

How We Roll (Featuring Ashanti) – Big Pun

That’s How We Roll – Big Pun

あなたはどちらが好きでしたか。

私は後者のメローなトラックにBig Punのラップを乗せた方が好きです。

まとめ

このように、ラップは同じでもトラックが違うと曲の雰囲気は全く違ったものになります。

トラックメイカーとしてはラッパーのスキルが映えるトラックを作っていきたいものですね。頑張っていきましょう。