ビートを制作したら、「プロジェクトファイル」と「使った音」と「ミックスダウンした音」をカタログとしてちゃんとフォルダに入れ、整理整頓しておくことがめちゃくちゃ大切です。
まだミックスダウンしていないビートやMPCの中に入ったままのプロジェクトファイル、そういう中途半端な状態のビートはカタログのうちに入りません。
カタログというのは「production-ready」である必要があるからです。
つまり、今日突然大型レーベルの大物が「あんたのビートを1時間後までにこのメールアドレスに送ってくれ!明日うちからリリースしたいから。」とあなたに言ってきたら、
その人に1時間以内に送れて、なおかつ明日のリリースに載せても良いレベルのものを用意しておく必要があるわけです。
間違っても「これデモ版なんで、明後日までに完成させます!」とか言っちゃダメなのは分かりますよね?
もう頭の中から言い訳になりえることは排除するように!
常にproduction-readyなビートを完成させるのです。
カタログに入っていないビートはそもそも存在しないものだと思うと良いですね。
なので、心当たりがある人はすぐにでもちゃんとしたカタログ作りに励んで欲しい。
幸運は準備のできている人にしか訪れませんからね。