日々パソコンを使って音楽を作っていると、パソコン上にプロジェクトファイルがどんどん溜まっていきます。

これらのファイルはあなたの資産なので、何をしてでも守らなくてはなりません。

良いテイクが録音できたとしても、そのファイルが消えてしまったら録音し直しになります。再録音したとしても別テイクなので、全く同じニュアンスにはなりません。ひょっとしたらそのテイクを無くしてしまったことであなたの未来が永久に変わってしまうかも知れません。

パソコンとは気まぐれなもので、昨日までは元気に動いていたのに、今日になったらいきなり起動しなくなるということがあります。

多くの人はパソコンが起動しなくなった時に初めて「ああ、バックアップをしておけば良かった」と死ぬほど後悔します。

でも、そうなってからは遅いのです。

いつ何時でもパソコンは壊れるものだと思って日頃からバックアップを取るようにしなければなりません。

では、多くの人はこれだけ大切なバックアップ作業を何故日頃からから行わないのか。

理由は簡単です。「面倒くさい」からです。

じゃ、どうすれば良いのか。

面倒くさいけど必須である作業から解放されるための秘訣は「仕組みを構築しておく」ことです。

つまり、「毎日パソコンのバックアップを取る」という作業を自動化しておくということです。

バックアップは自動化させないと意味がない

バックアップは必ず完全自動化させるようにしてください。

少しでも人間の力を必要とする仕組みは仕組みとは言えません。なぜなら人間は「忘れてしまう生き物」だからです。

幸いなことに、現代ではバックアップを自動化させることは容易です。

パソコンが勝手に差分バックアップをしてくれるので、難しいことを考える必要はありません。

今回はMacでのバックアップ方法を解説しますが、別のOSを使っていたとしても必ずバックアップを自動化するソフトウェアはあるので、調べて導入するようにしてください。

では、Macでのやり方を解説していきます。

バックアップ自動化の仕組みの構築方法

Macでの自動バックアップ機能はTime Machineと呼ばれています。

必要なものはMac、Apple AirMac Extreme(無線LANのルーター)、それと大容量の外付けハードディスクです。私はLacieのminimusシリーズの外付けハードディスクを使っています。

AirMac Extremeに外付けハードディスクをUSBで接続します。

システム環境設定からTime Machineを選択します。

接続した後、MacのTime MachineをONにします。

外付けハードディスクを選択すると、初回のバックアップが始まります。初回のバックアップは数時間以上かかることがあります。

初回のバックアップの後は何もすることはありません。

いつも通り普通にパソコンを使っていくだけで、何も意識することなく、定期的に、そして自動的にファイルがバックアップされていきます。

たったこれだけです。

設定は簡単なので絶対に設定しておきましょう。

まとめ

設定さえ済ませて、バックアップが問題なく走っているかどうかを時々確認してあげるだけの手間で良いのです。これだけなら誰でも続けられるはずです。

万が一パソコンが壊れたとしても、プロジェクトファイルの自動バックアップを保存していた外付けハードディスクさえ生きていれば、あなたの資産は守られます。もちろん、パソコンを変えたとしても全て元通りにすることができるのです。

これを設定しているかしていないかは将来、天と地の差となることを認識しておいてください。